正統派なんです
今週のお題「クリスマス」
クリスマスの過ごし方について。
私のクリスマスは、正統派中の正統派だと思う。
ここでカミングアウトしちゃうと、私はクリスチャンである。両親もクリスチャンで、毎週日曜日には礼拝に出るのが当然、という環境で育った。
もちろんいまも、体調がよほど悪くなければ毎週教会に行く。
いや、ほんとはたまにさぼる。
降誕日クリスマスと、復活日イースターは、教会の2大イベントである。
「その2回だけは、クリスチャンとして、ぜぇぇぇぇったいに教会に行くべきである」という(死んでない)母の教えは、私に呪いのような効果を与え、呪縛を緩めることはない。
なので、当然のようにクリスマスは教会で過ごす。
学生の頃は、これが苦痛だった。
特に、関西で一人暮らしをしていた大学生のころは、友だちは彼氏とデートもしくはパーティーなどをして華やかなクリスマスをエンジョイしているのに、私は教会で厳かな礼拝である。つまらないこと甚だしい。
礼拝に間に合うように友達とのパーティー(男の子もいっぱいいた。しかも超絶盛り上がってた)を途中で抜けなくちゃいけなかったときはマジつらかった。自転車で教会に向かう道すがら、寒さが身に染みた。それでも礼拝に行かない選択肢は私にはなかった。クリスマスなのだ。イエスさん生まれた日なのだ。
おーまいがーっ。←ダブルミーニング
世間並みにクリスマスのデートというやつも、したことがない。高級レストランを予約してホテルのラウンジで気分を盛り上げて・・・的なステレオタイプのクリスマスも過ごしたことがない。
手に入らなかったからこそ、いまだにバカにみたいに憧れている。
ちなみに今年のクリスマスも、礼拝だ。クリスマスイブのミサ。そのあとの祝会では司会をする。もうかれこれ30年くらい、クリスマスの夜は所属教会で祝会の司会をしている。こりゃきっと天国に行ける。←真の意味で